こんにちは。ライフコーチ 大坂和美です。
先日、コーチングプラットフォームのアシスタントトレーニングに参加してきました。
テーマは『体験談を作る』
コーチングを通して私の何が変わったか、ということを、もっともっと伝えられるようになりたいと思って、参加することをとっても楽しみにしていたのですが、終わってみたら、もうヘロヘロでした、泣きすぎて(笑)
全然そんな予定じゃなかったので、あんなに泣く?と自分でも本当にビックリ。

「コーチングを通して何が変わったのか」
そこには、私の中の before → after のストーリーがあって、beforeにアクセスすることは必須。
救いを求める気持ちでコーチングに出会った私にとって、当時を思い出すことは、未だに辛いものでした。
子どもが生まれたらキャリアと子育てを両立したかったのに、それが子どもの重度食物アレルギーで叶わないとわかったあの頃。
「自分のことは、こどものあと」
そう決めて、子どもに向き合おう、食物アレルギーの治療に向き合おうと思っていたはずなのに、一向に良くならない経過と社会から取り残される不安で、焦ってばかりいて、いつしか子どもの幸せすら願えなくなった私。
無力感と被害者意識に苛まれながら、目の前に広がる混沌とした光景を虚ろな目で眺めていたことが、今でもクリアに思い出されます。
「このままじゃ、子どもも私もダメになる…」
そこまで追い詰められていた私にとって、ライフコーチに連絡を取ったことは、まさに救いを求めるようなことでした。
そんな自分の before に立ち戻ると、今でもまだ感情が揺さぶられる…
今回のトレーニングでは、それがわかりました(^^;

そんな私は、自分にコーチをつけて、そしてコーチングを学んで何が変わったのか?
一番大きいのは
自分も家族も大切にする道があると知ったこと
その道を選べるようになったこと
でした。
実際、コーチングを受けて半年経ったころには、コーチングを学んでみたいという気持ちを夫に伝え、理解してもらって、6歳、4歳、1歳の子ども達を夫に預けながら、月に1回半年間、コーチングの講座に通い始めることができました。
毎週金曜日の22時からは、オンラインでのトレーニングもあったので、本当に必死だったけれど、それを上回るくらい、私はコーチングに魅了されていて、とっても楽しかった。
そして、半年間のコーチング講座の卒業と時期を同じくして、次女を保育園に預け、パートで仕事復帰。
子ども達の気持ちをききながら
「お迎えのあと、ちょっと遊んで帰りたい」
と聞いた日には、一緒にカブトムシを採って帰ったり、必死だったけれど、とても豊かな時間を過ごしたことを思い出します。
当時の写真も発見!
さらに2年経つ頃には、2泊3日家をあけ、ずっと行きたいと思っていた自己基盤強化合宿(というコーチングの合宿があります)に参加することもできました。
あの時は、その合宿に参加できたことそのものが嬉しくて嬉しくて、講師の方から見ても、私はとても楽しそうだったそうです。
そして今は、コーチ業のほか、仕事の幅を広げて法人の業務に携わることも叶いましたし、朝は健康のために散歩を習慣にすることもできました。
「散歩?それって、自分も家族も大切にすることと何が関係してるの?」
と思われるかもしれません。
でも、いつも子どもの気持ちを察するばかりで
「朝、起きた時にお母さん(私)がいないと寂しい気持ちになるかもな…」
と足踏みしていた私にとって、とても大きな一歩でした。

自分を犠牲にして悶々として、ある日突然爆発して家族を傷つけていた私は、自分のやりたいことを家族に伝え、家族の気持ちもききながら、自分も家族も大切にすることを実現できるようになりました。
家族のために自分を犠牲にするか?
自分のために家族を犠牲にするか?
その選択肢しか知らなかった私にとって、それはとっても大きなことで、新しい道を知ることができて、本当に良かったな、としみじみ思っています。
・・・と、トレーニングの場では、そんなことを思い出して、号泣しながら言語化して、たくさんの承認をいただいて、最後にはもう、放心状態でした(笑)
**
さて2022年は、どんな道を進んで、どんな経験をしていこうか。
新しい体験を作っていくことが、今とっても楽しみです。

ブログの感想や、ライフコーチ大坂和美へのお問い合わせなど、公式LINEより、お気軽にご連絡ください。
公式ブログはこちら。よかったら他の記事もぜひご覧くださいね。