「ママだからと言って何も諦めなくて良い」というとらわれ

こんにちは。ライフコーチ 大坂和美です。

今日の記事は「ママだからと言って何も諦めなくて良い、好きなことをどんどんやったらよい」というとらわれについてです。

ひと昔前から

  • ママだからって何もあきらめなくて良い
  • ママだって好きなことをどんどんやろう

そんなことが言われるようになりましたよね。

それは、きっとママ達を応援するために発せられている言葉だし、女性活躍推進の流れと相まって、今では社会からも広く支持される見方のような気がします。

しかし私自身は、その言葉を

みんなママを理由にせず
がんばっているんだから
私も、もっとがんばらなきゃ

子供との時間を
楽しもうとしている
私なんてダメなんだ

そんなふうに捉え、その思い込みに縛られ、とらわれ、焦っているようなところがありました。

もちろん、誰も私にそんなこと言っていませんw

だからそれは、私の完全なる思い込みなのですが、かつての同級生や同期達が今でも第一線で頑張っている姿を目の当たりにしていると、その思い込みが沸々と私の中から沸きあがってくるのです。

そして、この思い込みには、これまで何度も向き合ってきたはずなのに、今でもこうやって私を試すように顔を出してきます。

もう嫌になります(笑)

 

先日受講したコーチングの学びの中で、私は、自分のそんな思い込みについて言葉にしました。

すると、それを聞いていたグループ内のコーチが、こう問いかけてくれたのです。

その思い込みを持つことで
得ているものは何?失っているものは何?

得ているものは明らか。

やればできるはずだと思いたかったのでしょう。

もともと会社員時代は、毎日終電間際まで働いてても、苦にならないほど仕事大好き人間でしたし、きっとできるはずだ、というイメージを自分に対して持っていたかったのだと思います。

じゃあ失っているものは何?

その問いに答え始めた時から、私は涙が止まらなくなりました。

  • 子どもとの今を楽しみたい
  • たくさん子どもの話を聴きたい
  • 成長を近くで見ていたい
  • 共に生きる喜びを分かち合いたい

本当は得たい、それらの私にとって大切なことが失われているような気がしてならなかったのです。

今回、こんなふうに自分の思い込みを見つめてみて、改めて私はやっぱり、子ども達との暮らしをベースに生きていきたいんだな、という想いに立ち戻ってくることができました。

家族と生きる
豊かさを味わいながら

一生続けたい
ライフワークを通して

クライアントさんや
コミュニティでご一緒する皆さんと
人生の豊かさを分かち合う

今ここにある、そんな現実も、過去何回も同じ思い込みに向き合ってきた自分が、そのつど自分なりの答えを出しながら創ってきた道。


あーもう!
だから、この道だって言ったじゃん!

そんなふうに、もう一人の自分に背中を押されているような気がしますが(笑)今回は、こうして一旦、自分の思い込みにピリオドを打とうと思います。

とはいえ、いつか「また、ここ」で引っかかる日を迎えるかもしれませんがね、その時はその時。

今回ここで向き合ってらせん階段を一段登ったわけですから、きっとまた自分なりの答えを見つけていけるだろうと信じています。

ではでは、今日もお読み下さりありがとうございました。

ABOUTこの記事をかいた人

大坂和美

自分の未来が描けないあなたのライフコーチ。国際コーチ連盟アソシエイト認定コーチ(ACC)。ライフコーチワールド認定コーチ。重度食物アレルギーを持つ我が子の子育てに専念するためキャリアを断念し専業主婦となった経験から、育児等を理由にキャリア継続を断念し子ども優先で生きてきた女性が、子どもも自分も大事にしながら自分らしい生き方を実現することを、コーチングを通して支援している。