最近小4の長女が、お友達と家で遊ぶことにハマっています。
自分の部屋を持てたし、サンタさんに任天堂スイッチをもらったし、楽しそうに、毎日毎日いろいろなお友達を呼んでいて。
換気全開、空気清浄機をぶんぶん回して、一応、宿題も一緒にやってるみたい。
それに、長女には食物アレルギーがあるので、私にとっても、家で遊んでもらうほうが、正直安心です。
それが一昨日のこと、ちょっと驚くようなことがあって、とても動揺しました。

私が別室で仕事をしていると、長女が
「今日はお友達と家で遊ぶね」
と言って、お友達を自分の部屋に連れて行きました。
にぎやかな声が聞こえてきて、そこまではいつも通り。
でもそのあと、なんかバタバタしてるなぁ、と思ったら、長女が突然、私に
「ちょっと今、テレビにゲームをつなげようと思ってる」
と言ったのです。
「え??もうリビングにみんなで入ってるわけ?」
「お母さんに何も言わずに、勝手にお友達をリビングに入れちゃったわけ?!」
もうビックリ。
もちろん、娘には悪気はなくて、私がすごく反応しただけ。
でも、すっごくザワザワして、結局、そのタイミングでは長女に
「そういうのやめて!」
と強いトーンで言ってしまいました。

さて、その時いったい、私の中で何が起きていたんだろう?
少し落ち着いたタイミングで思いを巡らせてみると
「あぁ、私は境界線を越えられたと思って反応したんだな」
ということに気がつきました。
子どものお友達がリビングに入る、ということ自体がイヤなわけじゃないんです。
むしろ、長女が小学校に入学してから2年間、毎朝、お家の人の出発時間が早いお友達が我が家に来て、30分一緒に過ごす、ということも、していたくらいだから。
でもそれは、事前の合意があったから成し得たことで、知らぬ間に入られているのとは、私にとっては別のこと。

『私にとっては』というのがポイントで、人によっては、知らない間に子どもがお友達をリビングに入れても、何も感じない人もいるかもしれないし、逆に、何があっても子どものお友達が家に入るのはちょっと、、という人だっているかもしれない。
だから、あくまで『私にとっては』の話。
それでも、私にとっては、知らない間にリビングに入られることは、境界線を侵されている感覚があって、心地悪いものだから、そこに対しては、向き合って対処していきたいところ。
で、結局私が思い至ったのは、
子どものお友達がリビングに入るのはOK!むしろ歓迎。
(そうなんかい、って自分でツッコミました(笑))
そもそも人が集まる家にしたいわけだし。
ただ、他の家族もいるし、準備もしたいから『事前に聞いておきたい』ということ。

ということで
「お母さんはこう思うんだけど、あなたはどう?」
と長女と話をして
「お友達とリビングに入って遊ぶのは良いから、今度からひとこと、事前に言ってね」
ということで着地しました。
それぞれが安心できる領域を確保して、お互いが自分らしく居心地よく関わる
コーチングの学びの中で出会ったこの一文って、まさにこういうことなんだろうな。
理解が、またひとつ深まったような気がします。

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