会社というコミュニティから離れたあとの葛藤とその後。

こんにちは。ライフコーチ 大坂和美です。

昨日は、コーチングプラットフォームのファウンデーション講座に、アシスタントとして参加してきました。

扱ったのは『コミュニティ』

家族、地域、会社、趣味の繋がり、子どもの学校・園・・・

『コミュニティ』というと、大小、濃淡、様々なものが浮かびますが

  • 今、自分が関わっているコミュニティ
  • 過去、自分が関わってきたコミュニティ

それぞれについて講座が展開していく中で、私が思い出したは、会社を退職した時のこと。

特に、会社というコミュニティの『辞め方』についてでした。

私は、第一子の育休中に、子どもに重度の食物アレルギーが発覚して、それを理由に、保育園入園を断られたことから、会社を退職しました。

会社というコミュニティから離れるという選択を、その時にしました。

『選択した』なんて書くと、たいそう主体的に退職したかのようですが、実際はそんなことはなく、当時の私にとって、それは「そうせざるを得なかった」こと。

決して、主体的に選んだわけではありませんでした。

子どものアレルギーに向き合いたいし、今はそれが大切なことも理解できるんだけど、できることなら辞めたくなかった!

そう葛藤していました。

だからだと思います。

私は長い間、自分の退職の選択を後悔し続けていたんです。

なかなか前に進む意欲も湧いてこず「もしもあの時・・・」と過去ばかり見ている期間の長かったこと!

とても辛く、自分が真っ暗なトンネルの中にいるような、そんな感覚がずっと続いていました。

その感覚に変化があったのは、それから2年ほど経ち、コーチングを受けはじめてからのこと。

「あれ?私って、会社を辞めることを望んでたんじゃない?」

「子どもの成長をそばで見ることを望んでたよね?」

そう気がつき始めてからのことでした。

真っ暗なトンネルの中にいる感覚から解き放たれ、目の前の景色がキラキラと輝いて見えた時のことは、今でも忘れられません。

今までとは何ら変わらない、なんだったら、リビングにオムツがいつでも転がってる、みたいなグダグダな状態ですら、愛おしいと思えたのだから不思議(笑)

「そうせざるを得なかった」という解釈から
「自分が選んで決めたんだ」という解釈へ

新しい解釈を得た私は、ようやく立ち上がることができたんです。(写真は飛んでますけど)

この経験から私が学んだのは、コミュニティを離れたり辞めたりする時には、人や環境に委ねず、自分で決めよう!ということ。

それはコミュニティの話に限らないし、文章にしてみると、どうも当たり前のことを言ってるだけのような気もするのですが(^^;

それでも、それを強く強く実感している私は

『立ち止まって、自分で決める』

ということを、とても大切にしているし、自分だけでは見方が偏りがちなこともわかっているから、自分にコーチをつけ続けています。

**

そんなことを思い出しながら講座を終えたら、すぐに次女のお迎えにダッシュ!

雨が止み始めて、しっとりした夜の街に、イルミネーションがとても綺麗でした(^^♪

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ABOUTこの記事をかいた人

大坂和美

自分の未来が描けないあなたのライフコーチ。国際コーチ連盟アソシエイト認定コーチ(ACC)。ライフコーチワールド認定コーチ。重度食物アレルギーを持つ我が子の子育てに専念するためキャリアを断念し専業主婦となった経験から、育児等を理由にキャリア継続を断念し子ども優先で生きてきた女性が、子どもも自分も大事にしながら自分らしい生き方を実現することを、コーチングを通して支援している。