人間関係に悩みがない?それってうやむやにしてるだけじゃない?

こんにちは。ライフコーチ大坂和美です。

ここ半年ほど、人として、そしてコーチとして、取り組んでいる1つのテーマがあります。

それは…
『人間関係をうやむやにするという得意技とうまく付き合う』

言い換えると
『正直に、率直に相手に関わる選択肢を持つ』ということ。

コーチングの学びって、本当に奥が深くて驚きます。

私自身、これまで自分のことを

「誰かと揉めたり激しくケンカすることもないし、その場を穏便に済ませられるんだから、本当に私って人間関係で悩みがないな~(^^♪」

くらいに思っていたのですけれど、1年ほど前に参加したとあるコーチングの学びの中で、それを言葉にしたところ

「それって人間関係をうやむやにしてるだけじゃない?」

とフィードバックされたことがありまして(^^;

その時は、ものすごく衝撃を受けて、ものすごく落ち込んだのですが、それでも

「うーん、そうなのかなぁ。そうだとしたら、どうだろう?」

と自分の内側に見に行ったところ

たしかに…

  • 納得してないのに「ハーイ」と返事をしたり
  • 嫌なことがあっても言わずにムスッとしたり
  • 私には関係ないから、と知らない顔をしたり

本当に私って、人間関係をうやむやにしてるな~それどころか、得意技だよ~と思うようなエピソードが沢山。

得意技の弊害

で、その得意技。

それを披露すると、たしかに表面的には、その場が紛糾することなく流れるし、自分も傷つかなくて済むから、それがメリットだと思ってきたのですけれど、一方で

深く繋がりたい相手とも表面的な関係で終わってしまって、気持ちを分かち合うこともできない

ということに、私は気づきはじめました。

なぜなら、私にとって、うやむやにすることって

「もうこれ以上は入ってこないでね」

とパタンと扉を閉めて、ひとりで自分の箱の中に閉じこもってる感じだから。

そう思うと、とっても寂しい気持ちになって、だんだんと自分の中に、この得意技からの脱却というか、『正直に、率直に相手に関わる』というカードも持てるようになりたいな、という気持ちがむくむくと湧いてきたのです。

私のチャレンジ

そこで冒頭の通り、私は

  • この得意技とうまく付き合っていこう!
  • できるところから、正直に、率直に

とチャレンジをはじめました。

誰に対しても、ではなくって、この人との関係性なら、というところから。

たとえば夫や子ども達に対して。

これまでは、何か私にとって嫌なことがあっても「はいはい」で済ませて一人でムスーっとしたり、我慢できずに爆発!みたいなことを繰り返してきましたけれど、そんな自分をそっと横に置いて、「あのさ」と気持ちを伝えてみる。

「聞いてみてどう?あなたはどう思う?」と相手にもニュートラルに聞いてみる。

…そうすると、だんだんと会話のキャッチボールを交わせるようになって、相手にとって投げやすいボールのスピードや投げ方もわかってきた。

そんな小さな繰り返しにチャレンジし始めた半年間。

なんだか少しずつ、でも着実に、キャッチボールが楽しくなってきた感じです(^^♪

「キャッチボールって相手の方を見ながらじゃないとできないよね」

そんな当たり前のことにも気がつきました。

今まで、よそを向きながらボールだけ剛速球で投げてたこと、あるな~と思いますから(申し訳ない…)

『自分も家族も大切に生きる』

それが私の大きな願いなので、このチャレンジ、続けていこうと思っています♪

ABOUTこの記事をかいた人

大坂和美

自分の未来が描けないあなたのライフコーチ。国際コーチ連盟アソシエイト認定コーチ(ACC)。ライフコーチワールド認定コーチ。重度食物アレルギーを持つ我が子の子育てに専念するためキャリアを断念し専業主婦となった経験から、育児等を理由にキャリア継続を断念し子ども優先で生きてきた女性が、子どもも自分も大事にしながら自分らしい生き方を実現することを、コーチングを通して支援している。