こんにちは。”自分の未来”が描けないあなたのライフコーチ大坂和美です。
私には、かつて「子どもに一番必要なのは母親」という自分の常識がありました。子供と過ごす時間は量より質!色々な人に育てられることにもメリットがある!など、見聞きすることはあり、頭では理解できていたのですが、心からそう思うことはできずに、冒頭の通り、子どもにとって一番必要なのは母親だと、ずっと思ってきたのです。
自分の中の常識とは、世にある様々な言説の中から、自分好みのものを自分自身に取り入れた結果作られたものですから、その常識を自分の喜びだと感じられれば、それは良いことですよね。
ただ私の場合、自分の中の常識に縛られた結果、幼い3人の我が子を前に、どんどん疲弊していったのです。
そんな私も、今では自分の中の常識から解き放たれ、母親だけが必要なわけではないと、心から思えるようになりました。それはなぜか。
「ひとまずやってみたから」なのです。「ひとまず子供を預けてみる」それは私にとって、自分の常識に反することでしたから、はじめは、とても勇気が必要でした。それでも、ひとまずやってみたのです。
すると子どもは子どもで、信頼できる大人と私にはできない遊びを経験し、とても楽しそうだったのです。私も、思った以上にリフレッシュできました。
その後もトレーニングのような気持ちで、頭で理解していることを、実際の行動に移してみたのです。そうするうちにだんだんと、前回も大丈夫だった、今回も大丈夫だった、という経験が積み重なり、本当に大丈夫なのかもしれない!と、自分の中の常識がゆるやかに変わっていったのです。
だから、もし、自分の中の常識に縛られて苦しんでいるのであれば、「本当は、こうできたら良いな」と思うことを、トレーニングのような気持ちで、とりあえずやってみてほしいと思うのです。スポーツでも、上達したければトレーニングしますよね?それと同じです。
とりあえずやってみたら、自分の中の常識が変わっていくかもしれません。あるいは、自分が本当に大切にしたいものが、研ぎ澄まされていくかもしれません。いずれにしても、今とは違う景色が見られて、あなたの望む未来に近づくはずです。