「何が起きても揺らがない自分軸を作る」という勘違い

こんにちは!”自分の未来”が描けないあなたのライフコーチ大坂和美です。

コーチをしていると、クライアントさんから 「え?コーチでも落ち込むことあるんですか?」 と驚かれることがあります。 

コーチをしている 
=自分を整え続けている 
=何が起きても揺らがない自分軸がある

と思われているのかもしれません。

しかし実際は、全くそんなことはありません。私も人間ですから、落ち込むこともあれば、嫉妬することも、羨ましいと感じることも沢山あります。むしろコーチングに出逢ってからの方が、今まで封印していた自分にとって都合の悪い感情を直視する場面が増えたように思います。

コーチングのゴールは「揺らがない軸を作る」ことではないのです。

たとえば何かに落ち込んでいる時には「あー私、落ち込んでるな」「なんでこんなに落ち込んでるんだろう?」「私の中の何が反応したのだろう? 」「本当はどうしたいと思ってるんだろう? 」と、自分との対話を繰り返すことで、自分をより深く理解できるようになります。

私達が目指したいのは、揺らがない軸を作ることではなく、揺らいでも戻ってこられる自分になること。

そして、それが自己基盤を整えるということです。だから、その起点として、感情が揺さぶられることは、むしろ大歓迎!落ち込んでる自分も、嫉妬する自分も、羨んでる自分も、 ぜーんぶアリ。ぐわんぐわんに揺れても、それをキッカケに、新しい自分と出会い成長していけたら嬉しいなと、私は思います。

ABOUTこの記事をかいた人

大坂和美

自分の未来が描けないあなたのライフコーチ。国際コーチ連盟アソシエイト認定コーチ(ACC)。ライフコーチワールド認定コーチ。重度食物アレルギーを持つ我が子の子育てに専念するためキャリアを断念し専業主婦となった経験から、育児等を理由にキャリア継続を断念し子ども優先で生きてきた女性が、子どもも自分も大事にしながら自分らしい生き方を実現することを、コーチングを通して支援している。