「ママが自分の人生を生きる」とは「やりたいことをやる」だけ?

こんにちは。”自分の未来”が描けないあなたのライフコーチ 大坂和美です。

「ママもやりたいことをやろう!一人の時間も大事にして、やりたいことを我慢しないで。その背中を子どもに見せていこう!」

ブログやSNSで、そういった内容を見かけることはありませんか?

私自身「子育て中のママさん、自分の人生を大事にしましょう」と、何度でもお伝えしたいのですが、それは、趣味の時間を持とう!ひとりの時間を大事にしよう!好きな仕事をしよう!…そういうことだけを推奨しているのではないのですね。

 

もちろん、ワンオペ育児で孤立しがちなママが、趣味を持ったり、一人の時間を持ってリフレッシュすることは、とっても大事ですし、子どもを保育園に預けるからにはやりがいのある好きな仕事をしたいと、私自身強く実感しているところです。

 

でも、それだけだとどうなるか?

 

せっかく外で充実した時間を過ごしてきても、帰宅すると再び、思い通りにいかない子育てにモヤモヤ・イライラ…ということになりかねませんよね。私自身がそれを痛感しています。

 

だからこそ思うのです。

「私にとって、子どもはどんな存在?」
「どんな子育てをしたい?」
「どんな母の姿を見せたい?」
「子どもとどんな関係を築きたい?」

そういった問いに向き合ってみてほしいと。

 

子育てに関するこれらの問いは、緊急性はないので日々忙しくしていると、後回しにしがち。でも、とても本質的で大事な問いではないでしょうか?

 

子どもとの「今」は、本当に「今」しかないですよね。時が経てば、子育ても体力的にラクになるし、思い通りにならない子育てにイライラすることも減るかもしれない。一方で、時が経てば、「今」の、寝顔が天使のようで、お母さん、お母さん!といつもそばに居てくれて、自分の存在を全部肯定してくれる…そんなことも減っていくかもしれない。だからこそ「今」子育てという人生を構成する重要なテーマを大事に扱ってほしいな、と思うのです。

そこに向き合うことが”母として”だけではなく、自分の人生を大事にすることに繋がっているんじゃないかなと、私は思っています。

ABOUTこの記事をかいた人

大坂和美

自分の未来が描けないあなたのライフコーチ。国際コーチ連盟アソシエイト認定コーチ(ACC)。ライフコーチワールド認定コーチ。重度食物アレルギーを持つ我が子の子育てに専念するためキャリアを断念し専業主婦となった経験から、育児等を理由にキャリア継続を断念し子ども優先で生きてきた女性が、子どもも自分も大事にしながら自分らしい生き方を実現することを、コーチングを通して支援している。