「給食を食べて、みんなと同じように、ふつうの生活がしたい」と言った小2息子と私の信念。

こんにちは。ライフコーチ大坂和美です。

昨日の夜、寝る前の布団の上で、食物アレルギーの小2の息子が言いました。

「給食を食べて、みんなと同じように、ふつうの生活がしたい」

暗いトーンではなく、でも、羨ましそうに。

毎日お弁当を持って学校に行っているけれど、給食のおかわりじゃんけんに参加してみたいし、クラスで一番たくさん食べる自分を見せたいらしく(笑)

そんな未来を夢見て語る息子の横で、実は、まだまだ私の心はズキンと来ていました。

罪悪感とか、自責の気持ちとか、悲しさとか、そういうものが押し寄せてくるのです。

「ふつうの生活って何?」
「ふつうって何?」

というのはあるんですけどね、今回は、そこには触れずに

牛乳がもう少し飲めるようになる未来を想像する息子の気持ちをききながら

「そういう日が来ると良いね」

と話しました。

こういうズキンとくるような出来事があると、私は、自分のことがだんだん後回しになっていきます。

自分のことより、まずは子どものこと!となりやすい(^^;

それもそうだよね、と思う自分もいるのですけれど、でも、それじゃうまくいかない。

もちろん、やれる治療はやる。

毎日の牛乳摂取も続ける(飲むのは本人だけど)。

けれど「自分のことは子どものあと」だと思っていると、いつしか、子どもの状況が良くなることに固執して、それが叶わない時には

「どうして良くならないの?」
「いつ良くなるの?」

そんな気持ちに陥って、目の前の子どもを苦しめてしまうから。

私はそんな苦い経験をしています。

だから、自分を大切にすることを置き去りにしちゃいけない!

そう思っています。

自分を大切にできれば、心にゆとりが生まれて、目の前の問題も、問題だと感じなくなっていくから。

「そんな状況の子どもがいるのに、子どもよりも自分を優先?は?」

誰もそんなこと言わないですよ~私の心の声だから(笑)

でも、そんなふうに思った時には「自分も家族も大切に」いつもそこを見失わないように、立ち返るようにしています。

そう思えなかった過去の自分がいろいろと教えてくれますね、本当に。

そして、今もきっと、どこかに、あの時の私と同じような状況に陥っている人がいるかもしれない・・・

いや、いると思う!

だから私は「自分も家族も大切にする」ことを伝え続けます。

皆さま、どうか応援してください!

ABOUTこの記事をかいた人

大坂和美

自分の未来が描けないあなたのライフコーチ。国際コーチ連盟アソシエイト認定コーチ(ACC)。ライフコーチワールド認定コーチ。重度食物アレルギーを持つ我が子の子育てに専念するためキャリアを断念し専業主婦となった経験から、育児等を理由にキャリア継続を断念し子ども優先で生きてきた女性が、子どもも自分も大事にしながら自分らしい生き方を実現することを、コーチングを通して支援している。